六段審査と七段審査の違いを調べてみた
みなさんこんにちは。
今回は六段審査と七段審査の違いについて書いていこうと思います。
六段からは全国審査になるので、各県での審査とは違い、全国の猛者達が集まり合格者として選ばれる為にほんの数分に実力をぶつけるので難易度は五段と比べると大きく上がりますし、合格した時の周りからの目も変わってきます。
剣道六段はどんな人がなれる??
まず、剣道六段審査を受ける為には、五段に合格してから5年が経過しないと受審することができません。
そして、剣道六段に合格する人がどんな人かというと、全日本剣道連盟によると
【剣道六段は、剣道の精義に練達し、技倆優秀なる者】
という事らしいです。
まず、≪技倆≫が読めない(笑)
【ぎりょう】と読んで、≪技量≫と同じ意味みたいです。
剣道七段はどんな人がなれる?
まず、剣道七段審査を受審する為には六段審査に合格してから6年が経過しないと受審することができません。
そして、剣道六段に合格する人がどんな人かというと、全日本剣道連盟によると
【剣道七段は、剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者】
ということのようです。
六段とは部分的な言い回しが変わっているだけですが、難易度はグンと上がります。
六段の合格率は?
過去、5年分の六段審査の合格率をまとめてみました。
だいたい平均的に20%を少し超えるくらいで推移しています。
七段審査の合格率は?
七段審査も過去5年分の合格率をまとめてみました。
さすがに六段審査よりも合格率が下がりますね。
20%を切ってくる合格率となっています。
しかし、驚いたのが2015年の世界大会出場者の為の審査が行われていたこと!!
そして、落ちてる選手がいることに驚きました。
日本代表として世界大会に出るレベルの選手でもきちんと審査されて落ちてるんですね。
審査で初太刀は大切なのか??
審査前になると、高段者の先生から「初太刀は面じゃなきゃダメだ。」「蹲踞から初太刀まで15秒以上待たないとダメだ。」とか嘘か本当かわからないアドバイスをもらった経験がある方いませんか?
これで一発で合格すればいいですが、もし何度もチャレンジすることになると、色々な先生から色々な事を言われてわけわからなくなってしまって、結局自分の力を出せずに終わる人が多発しています。
てことで、こんな動画作ってみました。
確かに、七段の方が初太刀まではしっかりと時間をかけていますね。
今回の動画が第一会場ということもあって六段は特に初太刀までの時間が早い傾向にあるかもしれません。
ちなみに、「初太刀は面じゃないといけない。」とか言われますが、そんなこともなさそうです。
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