居合道不正、他の武道団体は「不正なし」とスポーツ庁が発表

2018年8月、平成最後の夏に剣道愛好家の間にも激震が走った。

「居合道昇段審査での金銭授受問題が発覚」

 居合道も全日本剣道連盟の組織の一部であることから、

もしかしたら剣道も??

なんて思った人も多いんじゃないでしょうか?

 

居合道で不正合格が発覚

2018年8月に「居合道昇段審査の不正合格」が報道された。

全日本剣道連盟(張富士夫会長、全剣連)の「居合道(いあいどう)」部門で、最上位の八段への昇段審査などの際、審査員に現金を渡して合格させてもらう不正が横行していたことが16日、関係者への取材で分かった。受審者が払う現金は合計で数百万円に上ったケースもあるとみられる。現金を要求された男性が告発状を内閣府公益認定等委員会に提出、同委員会も事実関係の調査に乗り出した。スポーツ界で不祥事が相次ぐ中、伝統の武道でも不公正な慣行がまかり通っていた実態が明らかになった。

居合道部門では、初段~八段の段位審査のほか、高段者が主に得ることができる「錬士(れんし)」「教士(きょうし)」「範士(はんし)」の3つの「称号」の審査がある。最高位は八段範士。関係者によると、主に八段や範士への審査時に不正な金銭授受があった。

 八段は1~2次の実技科目で審査され、審査員は1次が6人、2次が9人。範士は実績や人格面を考慮した書面によって10人の審査員が合否を判断する。審査員はいずれも主に八段範士が務めている。

 関係者によると、受審者は、審査員も兼ねる居合道委員会の委員ら仲介者を通して大半の審査員に現金を渡し、八段や範士を不正に得ていた。審査直前では遅いとされ、数年がかりで審査員を接待したり、手土産を渡したりもしていた。

 こうした現金や物品の授受は長年、常態化していたとみられ、産経新聞の取材に複数の関係者が関与を認めた。かつて仲介役として受審者から現金を預かり八段に合格させようとした九州地方の男性は「事実上、金で段位や称号を買うシステムだった。実力だけで合格した人はほとんどいないのではないか」と証言した。

 全剣連側も半ば黙認していたとみられるが、約2年前に金銭授受をめぐるトラブルがあり、実態を調査。関係者への聞き取りを進めた結果、「審査に近接した時期に金銭を授受する不適切な慣行が古くから存在した」と認定した。

その後、昨年11月になって、関与者へ段位・称号の自主返納や口頭注意の処分をしたが、このうち元審査員ら大半は「金銭授受を素直に認め、深く反省している」として処分の執行を猶予している。

 不正合格をめぐっては、連盟会員の男性が今年6月、内閣府公益認定等委員会に告発状を提出。同委員会は、全剣連が加盟し、連盟の監督権限がある日本オリンピック委員会(JOC)などから事業報告書の提出を受け、精査している。

 全剣連は「慣習は事実だが、審査員の氏名が事前に漏れないよう情報管理を徹底するなど、各種対策はすでに実施している」としている。

全日本剣道連盟は「居合道」部門で金銭授受の不正が常態化していたことについて、事実関係を認めている。

 全剣連によると、審査員などとパイプがある仲介役に受審予定者が金銭を預け、仲介役が審査員らに実際に配る手法が続いていた。全剣連は内部調査で30人ほどの審査員経験者らに聞き取りを実施し、昨年11月に一定の処分を下したとしている。また、大半の関係者が「反省している」などとして処分が猶予されている実情については、「懲罰ではなく今後に向けた再発防止が大事だ」とし、「正当化するつもりはないが、茶道や華道など芸事の世界ではこうした行いはよくある」と主張する。

 一方、連盟の加盟者が内閣府に提出した告発状の内容については、「事実関係が確認できない」と説明。告発状では、審査時に連盟幹部らが計650万円を要求したなどとしているが、連盟幹部が聞き取りに対して関与を否定したうえ、会話の録音データといった客観的な証拠がないことなどを挙げ、「提出者の一方的な言い分で、裏付けができない。これ以上の追及は難しい」としている。

 剣道昇段審査でも不正が!?

居合道は全日本剣道連盟の中の組織であることを考えると、もしかしたら剣道昇段審査でも不正があったんじゃないか?

そう考える剣道家の方も多かったんじゃないでしょうか?

この報道が出た時点では、居合道以外の武道の昇段審査については不正の有無はまったくはっきりしていませんでした。

なので、剣道関係の飲み会になると、

「六段受かるのに、いくらはらったんだ?」とか「お前も金で昇段したのか?」

なんて、ちょっとした嫌みを言われたことがある方も多いと思います。

これって本当に失礼な話だと思うんですが、全日本剣道連盟という名前が出てしまった以上仕方ないのかもしれません。

スポーツ庁が「居合道以外の武道に不正はない」と発表

2018年11月、「居合道の不正合格」が報道されてから、3カ月後、スポーツ庁がようやく、「居合道以外の武道に不正はない」と発表しました。

 全日本剣道連盟(全剣連)の「居合道(いあいどう)」部門の称号・段位審査での金銭授受による不正合格問題に関し、スポーツ庁の鈴木大地長官は20日の定例記者会見で、他の武道団体では同様の不正行為はなかったとする実態調査の結果を公表した。

 鈴木長官は「まずは安心した」とした上で「審査の公正性を確保することはスポーツの根幹をなす極めて重要なこと」と指摘。不正を防ぐ方策について、改めて審査員らに周知徹底を図るよう呼びかけた。

 調査対象は、日本武道協議会に加盟する日本空手道連盟など9団体。うち全剣連はすでに不正が明らかになった居合道を除く、剣道と杖道(じょうどう)の2部門が対象となった。

 各団体が自ら調査し、スポーツ庁に報告。いずれも金銭授受などを含む不正行為などはなかったとしている。

 これでやっと変な嫌みから開放される!!

実際、剣道は八段審査にいたっては、2日間で2,000人以上の先生が受審し、合格率は0.7~0.9%日本で1番難しい試験と言われています。

 難関試験だけにお金を払ってでも昇段したい人は多いだろうが、2,000人の中からピンポイントでその人を合格されるのは、決して簡単ではない。

よほど、当日の審査を取り仕切る先生を含めて手を回さない限りは。。。。

審査員も合格させられるかどうかわからない受審者からお金をもらって、合格しなかったからといって、告発されるリスクを考えれば、そんなことはしないだろう。

六段、七段審査でも、当日までどの会場でどの先生が審査するかもわからないし、当日、審査員との接触も禁止されている。

剣道は試合でもどうしても主観的な判断が含まれてしまう。ただ、それが剣道の楽しさでもあるんじゃないでしょうか。

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