剣道八段審査の合格率はやっぱりエグい

１１月２９、３０日に日本武道館で剣道八段審査が行われました。

剣道八段審査といえば、剣道をしてない人でも

日本一難しい試験

として、聞いた事がある人もいるかもしれません。

八段合格を目指して、何十回も受審し続けてる先生も多く、ＮＨＫで特集が組まれたこともあるくらいです。

剣道八段審査（１日目）結果

【合格者一覧】

《北海道》 岩橋　亮典 （51）
《山形》　 三條　貞夫 （66）
《石川》　 岩脇　司 （51）
《京都》　 工藤　良仁 （50）
《熊本》　 平野　亨 （57）
《宮崎》　 谷川　幸二 （53）

受審者数　９１１名　合格者　６名

合格率　０．７％

剣道八段審査（２日目）結果

【合格者一覧】

《宮城》 　名生　伊智郎 （48）
《栃木》　 安良岡　修 （54）
《千葉》　 大目　智志 （52）
《神奈川》 上野　正明 （57）
《愛知》　 近本　巧 （47）
　　　　　 中村　隆信 （51）
《大阪》　 積　弘次 （65）
《兵庫》　 上野　篤良 （54）

受審者数　１１１４名　合格者　８名

合格率　０．７％

２日間の合計で、２０２５名の先生が受審して合格者はたったの１４名。

合格率も０．７％と想像を絶する数字です。

難関とされる、弁護士の司法試験の合格率 約２５％、また、天気予報士は５％とかなり合格率は低いですが、剣道の八段審査にはまったく及びません。

今回の合格者の中には、かつて全日本選手権で優勝した近本巧先生の名前もありました。（ちなみに、息子さんは九州学院で活躍した選手で、現在は筑波大学の学生です。）

 剣道八段審査の審査料と登録料

剣道の昇段審査は審査を受ける為の《審査料》と、合格した後に支払う《登録料》がどの段位でも必要です。

《審査料》と《登録料》は段が上がるにつれて、値段も上がっていきます。

ちなみに八段の《審査料》は１８，０００円、《登録料》は８１，６００円かかります。

また、これに各剣道連盟で事務手数料が１，０００円程度かかるので、１０万円ちかいお金を払う必要があります。

剣道八段に昇段すれば”神様”的な扱いですが、昇段する為には稽古もですが、かなりの出費も覚悟しておかないといけないですね。

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