これはヤバい!【ニュース】剣道八段の男が木刀で頭を殴打
平成最後の年に剣道界に【剣道八段の男が木刀で頭を殴打する】という、悲しい事件が起きました。
《レスリング界や体操界のパワハラ問題》、《居合道での昇段審査の不正》に続いての問題発覚となってしまいました。
【木刀で殴打事件の概要】
北海道剣道連盟(道剣連)の男性理事(64)=8段、三笠市=が稽古中、防具を着けていない男性2人の頭を木刀で殴ったとして、道剣連が懲罰委員会を開き、理事職を解任する方針を決めたことが24日、分かった。
道剣連によると、理事は3日、三笠市の武道館で木刀を使った演技の稽古中、以前から指導していた男性(34)の頭を木刀で1回殴打。男性は指導が暴力的だと反発し帰宅した。理事は稽古後にも別の男性(35)の頭を木刀で数回殴った。この男性は帰宅後に体調が悪くなり、救急車で病院に運ばれたが命に別条はなかった。
1人目の男性から報告を受けた道剣連が聞き取り調査をしたところ、理事は「指導に熱が入ってやってしまった」と説明し、2人に謝罪。2人は謝罪を受け入れ、刑事告訴はしない意向という。
道剣連は「スポーツ界で同様の問題が起きている中、大変遺憾だ。二度と起こらないよう努める」とし、約110の加盟団体に対し、暴力的な指導をしないよう求める通達を近く出す方針。
《サンスポより引用》
【事件を起こしたのは誰?】
剣道八段は日本で最も難しい試験で、八段の先生は全国でもそんなに多くありません。
今回は、名前こそ公表されていないものの、《64歳》という年齢と、《三笠市》という場所が公表されています。
そして、《北海道剣道連盟の理事》であることも公表されているので、特定しようと思えば簡単に出来ると思います。
北海道剣道連盟の理事はこれくらいの人数なので、、、、
【剣道八段とは?】
剣道八段は剣道界では最高段位となっており、九段や十段は現在、存在しない。
また、剣道八段の試験は日本でもっとも難しい試験として有名なほど、八段に合格するのは難しい。
合格率が1%に満たないことも普通にある。
それだけ、八段は価値があるもので、剣道連盟でも一目置かれる存在である。
【形の稽古とは?】
今回、事件が起きた練習は、形の練習中とのことだった。
剣道には、防具を着けて竹刀を使って打突部位を打つ練習と、垂だけを着けて木刀を持って行う日本剣道形の練習がある。
今回の事件は、後者の日本剣道形の練習中に起きたものだと思われる。
剣道形は熱くなるほど激しいものではなく、決まった手順をお互いに寸止めで行うものである。
日本剣道形(公開演武)Nippon Kendo Kata(Demonstration)
まとめ
とても悲しいニュースではあるが、こういうことがきちんと明るみになるのはいい事かもしれません。
剣道は一生続けられる武道です。年配の先生でも、昇段やねんりんピックなどを目指して稽古をしています。
しかし、暴力的な稽古というのは人が離れていく原因になってしまいます。
年をとってまで、むかえ突きをひたすらされて、アザを作ったり、木刀で殴られるような稽古を望んでいる人はいないでしょう。
それぞれの年代にあった指導方法を高段者の先生には考えてもらいたいですね。
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