【むかえ突き】を考える!!

みなさん【むかえ突き】についてどう考えますか??

年配の先生と稽古をすると、まったく打ってくる気配がなく、打っていくと【むかえ突き】で止められる稽古を経験したこともあります。

《賛成派》の意見

・きちんと中心をとって打ってないから仕方ない。

・攻め勝って打ってないから打つべきところじゃないと教えてくれている。

《反対派》の意見

・直接のどに竹刀が入ると痛い。アザができる。

・1回されるともう怖くておもいっき打っていけない。

 

自分としては【むかえ突き】には反対の立場です。

確かに、打つべきタイミングじゃなかったり、中心が取れていないのに打っていくことで【むかえ突き】になってしまうことは仕方ないと思います。

しかし、【むかえ突き】の仕方にも気を付けるべきではないかと思います。

特に若い選手と稽古をするときは、脚力もあるし、ものすごい勢いで打ってくるので、それを、竹刀の先で止めるのは危険だと思います。

突き垂に当たればまだいいですが、直接喉に入ると怪我の原因になってしまいます。

時々、わざと下から突き上げるように【むかえ突き】をする人もいますが、絶対に稽古したくない。(いわゆるスコップ突き。。。

それもあってか、新しく発売されている面には突き垂の下にもう一枚、喉を守るためのプロテクター(セーフティーガード)が付いています。

剣道防具 面 『A-1α』【神奈川八光堂・剣道 面単品】

 

 

ちなみに、このA-1αが発売される時に、公開された動画がありますが、この稽古はエグすぎます。。。。


IBB セーフティガード検証 - 古川和男剣道範士八段の突きで安全性を実験

途中で、生徒が何本か【むかえ突き】を受けた後に、面を打って止まってしまうシーンがありますが、【むかえ突き】をされるとどうしてもおもいっきり前には出れなくなってしまいます。

特に稽古の時は、突きこまずに、ピタッと喉につけて引いてあげれば、打ったほうも『違ったな』ってわかるので十分だと考えています。

もっといえば、高段者であれば【むかえ突き】で止めるんじゃなくて、返し技で返してあげるのが一番かと思います。

どんなに強い八段の先生でも【むかえ突き】ばっかりしてる先生は、稽古会でも稽古を待つ列が短いですよね?(笑)

【むかえ突き】も使い方次第だとは思いますが、まずは怪我のないように、そして活人剣となるように使ってもらいたいですね。

 

初心者でも使いやすい【A-1α 面】

A-1の遺伝子を引き継ぐ、A-1αは柔らかくて、軽くて初心者や女子の選手にも使いやすい面です。

記事にも書いた、セーフティーガードが付いているので、安全面でも安心して使うことができます。

取り外しがでいるので、邪魔な人は外しちゃいましょう(笑)