審査で注意したい『置き引き』被害 - 剣道研究団-No Kendo No Life-

最近、昇段審査や大きな大会で、『置き引き』被害の注意を促すアナウンスがよく流れているのを聞いた方も多いのではないでしょうか？？

特に、六段以上の昇段審査では遠方から受審する方が多く、1人で来ている方はどうしても荷物がギャラリーに置きっぱなしになってしまいます。

置き引きを狙ってる人は、1人で遠方から来てる人の荷物を狙っています。

犯人は会場に見事に同化します。

犯人は胴着を着て、さも自分の荷物かのようにギャラリーに置いてある荷物をあさります。

そして、飲み物でも買いにいくくらいの雰囲気で財布を抜き取っているようです。

極端な話、荷物を入れたカバンごと持っていく犯人もいるようです。

普通、子供を連れて犯罪を犯すなんて思いませんよね。

だからこそ犯人は子供を連れて犯行を行うようです。

置き引き対策の基本中の基本です。

審査などで、アリーナに下りる場合は、小さなバッグなどに入れて貴重品は肌身離さず持ち歩くことが大切です。

唯一、審査や試合をしている最中は目が離れるところなので、夏場はなかなか難しいかもしれませんが、冬場などはウィンドブレーカーなどで人目につかないように隠しておくのもいいでしょう。

まず貴重品はあまりギャラリーに置くことはおススメしませんが、防具袋などに入れておく場合は、防具袋に簡単な南京錠を付けておいてもいいかもしれません。

防具袋ごと持っていかれると仕方ないですが、わざわざ鍵がかかっている防具袋を狙う犯人も少ないので、対策としては付けておいて損はないでしょう。

人が少ない所に荷物を置いてしまうと、盗んでくださいと言っているようなものです。

審査や大会に見学や応援に来ている方もたくさんいます。

できるだけ人の目がある所に荷物を置くようにしましょう。

『ここ荷物置かせてもらってもいいですか？』

くらい、声を掛けておくとなんとなく顔も覚えてもらえると思うし、対策になるでしょう。

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